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2005.01.22

エスカフローネ

リサイクルショップで「エスかフローネ」の劇場版ビデオが500円だったので、レンタルしてもそれまでか、と買ってきた。
同作品はテレビでは見ていたのだが、劇場版は見た事が無かった。
テレビ版については最終回だけ録画してあって、未だに残っている。

ヒトミとバーンの恋物語だが、異世界から来たヒトミは、最後自分の世界へと帰っていく。
ヒロイックファンタジーでは、どんなに愛し合っても異世界から召還されてきた人物は、自分の役目が済めば自分の世界へ帰らなければならない。これは絶対的な約束事なのだと、その昔、高千穂遥が書いていて、そうなんだと思っていたが、「ふしぎ遊戯」(もっともこれはちゃんとした裏付けがあって、原則的には外れてないのかも)とか「彼方から」とかで、そのまま二人が離れないでいるというパターンを見かけて、「そうか。やっぱりこれも有りか」と少し釈然としないものもありつつ、良かった。と思っていたのだが、こちらではテレビ版も劇場版も別れがラストシーンだった。

切ない恋物語というと、他に「ラーゼフォン」なんかを思い浮かべるんだけど(これは劇場版しか観た事無い。)、はるかさんにしてもヒトミにしても恋する少女というのは、強いもんだな〜と若い女性の想いに感激するのだった。

少女の恋。
好きな人を想う気持ちが世界を変える。

どちらもそういう作品なのである。

自分が年をとったと思いたくないのだが、ああいう一途な恋というものを今はいろんな意味で出来なくなっている自分をふと思う。何もかも捨ててその人の元へ走れない。捨てる事の出来ないしがらみが多すぎる。
これが大人になるってことなのかもしれない。

ヒトミは、自分の世界へと帰るのだが、「私たちずっと一緒だよ」と言う。「絶対に忘れないから」と。
彼女にとって、バーンを心に住まわす事がその愛の証である。
想いが繋がっていれば、「一緒」なのだと。

分かるけど、淋しいよな〜それって。
「ラーゼフォン」のはるかさんのように「一緒に大人になりたい。一緒の時を過ごしたい。」っていうのが男女の愛だよな〜と結婚10年をとうに過ぎた私は思うわけだ。

だから淋しくて、この作品が好きなのかもしれない。<結局好きなんかい。

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