腹芸
私はわりと単純だ。
理性的な所が無い訳ではないが、直感が好き。
でもA型でもあるので、慎重というか神経質な所もあったりする。
だけど、考えてる事思っている事と違う事をしたりすることは出来ない。
全部丸出しなのだ。
しかしながら、この世の中そんなに丸出しの人は居なかったりするらしい。
言っている事と思っている事が必ずしも同じではないらしいのだ。
私的には自分はもっとシンプルに生きたいとすら思っているのに、言ってる事と思ってる事が違う人は、私より複雑な訳だから、疲れたりしないのかな〜と思ったりする。
だって、そういう人と一緒に何かしようとする私が疲れるんだもん。
「率直に言って」
その人と話をするとき、私はこの言葉をよく使う事に気がついた。
他の人にはあまり使わないらしい。というより使う必要が無いんだろうな。
言霊という考え方がある。
思春期に愛読した「ゲド戦記」に、言葉という物の持つ意味の影響を受けた。
言葉の持つ力という事をしみじみと考えさせられたのだ。
言葉には力があり、そこに魂が宿る。
嘘というものにも力がある。
その恐ろしさについて、初めて考えた。
美しい言葉を使おう。
大事な言葉を使おう。
そのときそう、初めて思ったのだった。
(でも、私は乱暴な言葉を使うし、そんなに厳選して言葉を使ったりしていないのだ、残念な事に。一応意識はしているんだけど。なかなか難しいです。)
しかし、そう思っている人はやっぱり少なくて。
情報の氾濫とは言葉の氾濫でもあるわけで。
段々人と喋るのが辛くなってきたりして。
本音ばっかり言う自分が莫迦に思えてくる事もあって。
ーーー難しいもんです。
でも嫌いな自分になりたくないし、やっぱり丸出しで生きるしか出来ないので、やっぱりこのままで生きているのでした。

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